ビジネスマンの必須アイテムであるネクタイ。昔のネクタイは生地が薄く、裏に小剣通しもなかったためネクタイを留めるためにタイピンは必須アイテムでした。しかし現在のネクタイは生地も厚くなり、小剣通しも付いているものが多くなったため利用している人は以前に比べて減りましたが、昔のようにネクタイを留めるだけの物から、アクセサリーの１つとして着用する方が増えました。
　実際装着する時に気を付けたいのがその位置です。あまり主張過ぎるのもよくないですが、せっかくのタイピンを全て隠してしまっても勿体無い。付ける位置に正確な決まりはありませんが大きくわけて２つに分かれます。ジャケットを着ている場合は、ジャケットのボタンを留めた少し上がベストポジションです。次にジャケットを脱いでいる場合は、ネクタイの下部分に装着するのがベストです。最後にもう少し主張したい場合はネクタイ真ん中や上部分で留めるとアピール出来ると思います。
　タイピンと聞いて、少しオジサン臭いと思われる人も少なからずいらっしゃると思います。しかし最近の２０代の人は装着する人が増えていますし、女性から男性へタイピンをプレゼントすることも増えています。そういったことからも、男性がオジサン臭いと考えている一方、女性からはオシャレなアイテムとして位置付けているアイテムなのかもしれません。身なりを引き締めるとともに、個性も引き出せるタイピンを皆さんも付けられてはいかがでしょうか。