革のハリとコシが魅力的な
イタリアンレザーである
ブッテーロ
ブッテーロとはハリとコシがあり、経年変化も非常に綺麗に艶が出てくる素敵な革ブランドです。製造元のタンナーはイタリアのトスカーナ地方にあるワルピエ社。ブッテーロはステアという成牛のショルダー部分の硬い部分を使用しています。一頭の牛から肩の部分の革はそれほど取れませんので、貴重な革となります。ブッテーロはハリとコシがありイタリアの染色技術で色付けされていますので、非常に綺麗な色が出ています。そしてカラーが多いのも1つの特徴です。特に明るい系の色は日本の革ではなかなか出せないものなので、おしゃれな革製品を作ることが出来ます。
ブッテーロの特徴
ブッテーロの特徴はなんといっても綺麗な表情をしているということです。その革で表を張れる革というのは以外と少ないものです。あとはシボがなく、スムースな革として上級ランクに位置しています。ハリとコシを求める大人のエレガンスな男性にとって魅力的な革であると言えます。イタリア特有の綺麗なカラーを有した革が多く、ブラックやキャメルという定番の色だけでなく、グリーンやレッドなども非常に綺麗な色をしています。
ブッテーロのタンナー
<ワルピエ社>
イタリアのトスカーナ地方にあるConceria Walpier(コンツェリア・ワルピエ社)。通称ワルピエ社。ブッテーロの他にフェニックスというレザーも有名です。ワルピエ社もバダラッシカルロ社と同じように植物性のタンニン鞣しで革を鞣すタンナーです。比較的男っぽくかっこいい革を作るのを得意とするタンナーで、男性の財布や名刺入れやコインケースやキーケースに好んで使われています。
ブッテーロのメンテナンス
オイルをふんだんに含んでおりますので、クリームを塗ったり定期的にメンテナンスをしなければならないということはありません。丁寧に使っていただき、手で触れていただくことが一番のメンテナンスになると考えています。半年以上経って少し表面が乾いてきたかな、と思った時に少量のクリームを薄く満遍なく塗布していただき、乾拭きしてください。非常に素敵な艶が出てきておしゃれにかっこよくなります。
ブッテーロが水に濡れてしまったら
ブッテーロの革が水に濡れてしまったら、すぐに乾いた布で拭き取り、陰干しをして下さい。すぐに拭き取れて、大量の水分に当たったということでなければ、問題は少なくなります。大量の水分や湿気はカビが革繊維の内側に根を張ってしまうため完全に取り除くことが難しくなるので、お気をつけくださいませ。なお水分が当たっとしてもドライヤーで乾かすことは革の風合いを損ねますので厳禁です。
ブッテーロの色移りについて
タンニン鞣しのものはどうしても色移りが生じることがあります。強い摩擦が生じる時はご注意ください。また汗や雨などで湿っている状態の時が一番色移りしやすいのでご注意ください。もちろん色が薄い系の衣服などでは移りやすくなります。使い始めの数日は少し気にしながらご使用くださいませ。
ブッテーロのエイジング
ハリとコシがあり、男性っぽさを感じさせてくれるブッテーロ。財布や名刺入れ、コインケースなど男性の好まれるアイテムが多く油をたっぷりと含んでいますので使うと段々と濃くなっていくのがブッテーロの特徴です。
ブッテーロで作られた主な商品
ビジネスで持てるかっこいいブッテーロの革の財布やコインケースたち。ビジネスでも持てる風格をもっているのに、カラーが豊富というのも特徴の1つです。ここではブッテーロを使った商品の一部をご紹介させてもらいます。ブッテーロ使いのブランドとしては人気のエムピウさんがあります。アンカーブリッジでもポイントポイントで使われているので必見です。
使って更に魅力を感じる名刺入れ
エムピウの名刺入れ FERMA MATI
¥7,700(税込)
プレゼントにも人気のスタリッシュなブッテーロの革を使った名刺入れ。名刺入れでは珍しいので、おしゃれなセンスを感じられます。
サンドイッチのような三層カードケース
エムピウのカードケース tramezzino
¥7,700(税込)
カードケースの中にカードケースが入っているようなアイテム。ブッテーロ特有のハリとコシが感じられるおしゃれな定期入れ。
キーケースの王道のデザイン
レンマ キーケース
¥4,400(税込)
キーケースの定番の三つ折り。ビジネスシーンにぴったりのデザインとブッテーロの革のハリがまさにビジネスマンにおすすめのアイテムです。
ふっくらおしゃれなコインケース
レンマ コインケース
¥4,400(税込)
手の平に収まるサイズなのに30枚は余裕で収納できるコインケース。好みのカラーで選べる7カラー展開はブッテーロのアイテムでは珍しいカラー数です。